【AutoCAD】線種設定_01 導入編

こんにちは。荒川編集室の荒川です。

AutoCadを使用して業務をしている皆さん向けに書いて行きます。

筆者は、いつも線種を設定するとき、面倒くさいな~と心の中で思いながら設定しています。

思い通りに表示されなかったり、印刷すると変な設定になっていたり・・・

線種については、ある種の「勘」のような感覚で設定している方も多いのではないかと思います。

「たかが線」と言えばそれまでですので、面倒くさいから適当にやってしまえ、と筆者も思うことも正直ありますし、それで特に困ることもクレームを付けられることもありません。

ですが、いつも線種設定するたびにモヤモヤが溜まってくるのです。

このシリーズでは、そう言った「線種設定」に関することを学んで整理していくことを目的としています。

みんなで研鑽を積んで効率の良い業務遂行いたしましょう!

Autodesk(オートデスク)

線種設定を知らないと起こる様々な不具合に遭遇します

AutoCadを使って図面作成業務をしていると、普通の線(連続した線)だけでなく、点線や一点鎖線を使用するケースが度々出てきます。

構造物の中心を表したり、投影関係を表現するために使うことがあるからです。

線の種類を変えることによって見やすい図面となる

線の種類や太さを編集するには、プロパティーパネルやオブジェクトのプロパティー管理内で行います。

例えば、中線線(CENTER)を選んでみたのが下の例なのですが、モデル空間では点線として表示されたのですが、ペーパー空間にすると点線が表示されていません。

そして、逆にしたの例のように、モデル空間では連続した線として表示されているのに、ペーパー空間では点線になってしまいます。

また、いつもはうまくいく設定にしたのに、発注者などから受領した図面で設定すると、なかなかうまく設定できなかったりします。

受領先の担当者が何やら設定しているため、いつも自分がやっている設定では対応できない、というようなことが起こったりもします。

皆さんもこのような不具合をあるのではないでしょうか?

筆者もさんざんこのような問題にぶち当たり、その場その場で対処してきました。

目次に戻る←←←

「尺度設定」を理解することによって線種設定を自由に扱うことができます

「不具合」と表現しましたが、実はこれらは「不具合」でも何でもありません。

単なる「設定不十分」なのです。

AutoCad独特の「尺度」という、とてもとっつきにくい概念が線種の設定をも難しくしているのです。

このシリーズでは、前項で紹介したような例の対処法を解説していきます。

ほとんどは、「尺度」に起因するものですので、「尺度」が苦手な方にわかりやすいように解説していきます。

荒川室長

このシリーズでは、AutoCadの線種に関して、自由自在に設定することができるように理論と設定方法を研究するよ!

目次に戻る←←←

今回のまとめ

今回は、不具合と思っていた現象が、実は「設定不十分」により起こる現象ということをお話しました。

「設定不十分」の多くは、AutoCad独自(というわけでもないかもしれないけれど)の「尺度」という概念によって引き起こされているというお話もしました。

今までなんとなくやっていた方は対処するたびにモヤモヤしていたのではないでしょうか?

このシリーズで考え方を整理して理解をすれば、さほど難しい問題でもない、ということがわかると思います。

業務効率化のためにもぜひご活用いただければと思います。

次回から、実際の理解の整理へとお話を進めていきます。

お楽しみに!

目次に戻る←←←