こんにちは!荒川編集室荒川です!
編集室のマインドマップ環境をパワーアップしました。SimpleMindのWindows版を導入したのです!
これまでのXMindとの二本立てでしばらくは運用してくことになります。
両方のマインドマップをデスクトップ環境とモバイル(スマホとタブレット)で運用してみた感想を書いてみたいと思います。
他にもマインドマップは多数ありますが、XMindとSimpleMindの2つのソフトで購入を迷っている人向けに書きます。
非常にニッチなとこを突いた記事になりますが、興味のある方はお読みください。
目次
SimpleMindのWindows版を購入した理由
当編集室では、これまでXMind 8 Pro for Windowsでマインドマップを使用してきました。
思考の整理だけではなく、プレゼンテーションにも活用しています。
そんな大活躍のXMind 8 Proを差し置いて、なぜSimpleMindを購入したのかを書いておきます。
モバイル環境 (iPhone,iPad) と同期を取れるマップソフトとして購入した
荒川は、モバイル環境として、iPhone,iPadを使用しています。通勤電車の中でマインドマップを作って、編集室(自宅)のデスクトップで表示させて、編集できるものはないか、ということを検討しはじめたのがキッカケです。
要はモバイルとデスクトップで同期を取りたかったのです。
XMindにも無料のモバイル版が存在する
マインドマップに詳しい方は、XMindにもモバイル版はあるじゃね?と思うかもしれません。
その通り、XMindのモバイル版はあります。しかも無料で使わせてもらうことができます。
少し運用してみたこともあります。後の比較で出てきますが、なかなか良い環境なのですが、よりよいモバイル環境がないかな、と思って見つけたのがSimpleMindでした。
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2つのマインドマップのデスクトップ版とモバイル版を比較してみました。
運用環境
デスクトップ(Windows)を中心として編集室を運用しています。資料作りやブログの執筆はほぼ100%デスクトップパソコンで行っています。
モバイル環境としては、iPhone と iPadを使用しています。通勤に持ち歩いています。
iPadと言っても、本格的な資料は作っていません。所詮はタブレットで本格的に資料をす。筆者が使いこなしてないだけかもしれませんが・・・
iPhone、iPadと来たらMacですが、デスクトップだけはWindowsで運用しています。
基本的にマインドマップの作成は、デスクトップです。通勤の時には、iPhoneを使用します。iPadはデカすぎて、社内で文字が打ちつらいので、閲覧用として運用します。
ちなみにiPhoneはiPhone13mini、iPadは、iPad Pro 11インチを使用します。
同期に用いるクラウドドライブは、Onedriveを使用しています。
SimpleMindを使ったマインドマッピング
SimpleMindをデスクトップで使用するためには、有料(約4300円)でSimpleMind for Windowsまたはmacを購入します。
そして、スマートフォンやタブレットと同期をとるためには、モバイル版(約1400円)を購入します。
昨今のサブスクリプションタイプと違い、買い切りというところがポイントです。
サブスクリプションタイプと比べると一長一短があると思いまが、一度購入してしまえば、基本的には何年も使い続けることができます。
デスクトップ版でマインドマッピング
下の画像がWindows版で作成したマインドマップです。
見た目がスタイリッシュです。普通に作成すると、このように脳をイメージしたようなマップになります。もっと装飾しようと思えば、できるようですが、このマップは、デフォルト機能を用いて作りました。

モバイル版(iPhone)でSimpleMindマインドマッピング
画面をダークモードで運用していますので、背景色が黒くなっていますが、Windowsのマップと同じ物を見ています。
WindowsとiPhoneを使って作成しています。
閲覧も十分にできますが、どちらかというと、作成に便利だと思いました。

モバイル版(iPad)で SimpleMind マインドマッピング
今度は、iPadで同じマインドマップを見た画像を載せます。
画面がでかいぶん、デスクトップ版のように全体を見渡せます。
その代わり、外部キーボードを使わない場合、文字が非常にうちにくいです。でかすぎて手がキーに届きません。それに重いですし・・・

XMind 8 Proを使ったSimpleMindとの比較マインドマップを作ってみた
次に従来から使用しているXMind 8 Pro でマインドマップを作りました。
XMind 8 Pro は有料です。無料版もありますが、有料でないと使えない機能が多いです。タブレット版は無料で使用できるようです。
XMind 8 Pro は買い切りです。一度お金を払ってしまえば、当分追加費用なしで使うことができます。
昨今は、サブスクリプション版も出たようです。ホームページを見ると時代の流れから、サブスク版へ強く力を入れているようです。
せっかくなので、今回比較するSimpleMindとの比較をマッピングしてみました。
こちらは、完全にデスクトップで作成しています。
もちろん、モバイル版(iPhone/iPad)で編集もできますし、新規に作成することもできます。

こちらのほうのマップも特に装飾に凝ることなく、デフォルトの機能を使って作りました。
マップにも書いていますが、カクカクとした「質実剛健」といったイメージをわたしはもってます。
モバイル版(iPhone)でXMindマインドマッピング
このマインドマップをモバイル版で見て見ます。

たくさんブランチをつけると、任意に配置できないので、縦や横に伸びてしまい少し見にくいです。
もちろん、ピンチ操作でズーム、アップはできますが、取り回しがイマイチなところ、というわたしの感想です。
モバイル版(iPad)でXMindマインドマッピング
次は、同じマップをiPadで見てみます。

小さな、iPhone13miniと比べて、見やすいです。ただし、やはりスマートキーボード等を使わないと編集はやっかいです。
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以上、2つのソフトのデスクトップ版とモバイル版(スマホ/タブレット)の画像を見てもらいました。
大きな違いは、Xmindのデスクトップ版で作ったマインドマップを参照してただければと思います。
「XMindはWindows,SimpleMindはMac」というフワッとした大きなイメージがあると思います。
両ソフトとも、Windows,Mac対応しています。ですが、わたしには、どうしても「質実剛健 = Windows = XMind」、「スタイリッシュ = Mac =SimpleMind」というイメージになってしまいます。どちらがいいという話ではありません。
メインはXMindで作り込み、イメージングはSimpleMind
現状、わたしのマインドマップ活用シーンとして、主に、ブログの画像だったり、プレゼン的な使い方が主になります。
こういう使い方でいくと、やはり、XMindになってきます。使える機能が多いですし、プレゼンモードなどもありますので、使い勝手が非常に良いです。
ただ、少し不満に思うのは、資料を作り込み易いが故に問題が出てくるのです。それは、マインドマップ本来の、「イメージ、着想をポンポン書いてみる」というのが難しいのです。ついつい、キーワードではなく、フレーズになってしまうことが多いのです。
このあたりを不満に思っていました。ブレーンストーミング的な機能もXMind 8 Proには付属しており、キーワードを集めて編集することができるのですが、そこまで来ると、もはやマインドマップじゃないじゃん!と、思ってしまうのです。
それに対して、SimpleMindは、ブランチの位置が自由(任意位置)ですから、逆に、フレーズで書くと、すぐにブランチ同士が重なってしまうので、キーワード記入せざるを得ないのです。結果、文字通り「シンプル」なマップになるのです。ポンポン、とキーワードだけでとにかくマップを埋めていこうという気になるのです。
特に、電車の中でのスマートフォンと相性が非常にいいな、と思います。
当面は、スマートフォンで下書きを作ってみようと思います。そして、デスクトップがダブルモニター運用していますから、XMindとSimpleMindを2つの画面に立ち上げて、XMindで資料を作り込んでいこうかな、と思っています。
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