【AutoCAD】引出線の研究05_引出線(LEADER)(4)_ビシッと角度指定_ダイナミック入力を使用する方法

こんにちは!荒川編集室代表荒川です!

「引出線(LEADER)」について学習しています。前回、補助線を用いて、ビシッと角度をそろえた美しい引出線にする方法を研究しました。

「引出線(LEADER)」の機能的には、角度を指定する方法はありません。しかし、実は、角度を最初から指定する方法があります。

荒川(以下:筆者)が記事を書いていて、「あっ!よく考えたらこんな方法もあるかも・・・」と気がついてやってみたらできた技です。というくらい、もしかしたら、一般的なやり方なのかもしれませんが(^0^;)

ダイナミック入力(F12)と「引出線(LEADER)」を組み合わせる

角度を指定した引出線を書くために、これまでの学習した方法は、あらかじめ角度を持った補助線を書いて、その補助線に引出線を沿わせる形で目的の角度に合わせました。

後に学習する「クイック引出線(QLEADER)」や「マルチ引出線(MLEADER)」には、角度を固定してくれる機能がありますが、「マルチ引出線(MLEADER)」には角度を固定する機能がありません。

しかし、引出線自体の機能ではなく、AutoCadの別の機能を使うと、角度を自由自在に設定することができるのです。

その機能こそダイナミック入力(F12)機能となります。ダイナミック入力(F12)は、書きたい角度、距離をあらかじめ指定する機能となります。

この機能と組み合わせることで、補助線を書くことなく角度をビシッと指定した「引出線(LEADER)」を書くことができます。

ダイナミック入力(F12)を使って角度と距離を指定した「引出線(LEADER)」作成方法

ダイナミック入力(F12)をオンの状態にして、引出線の長さ(距離)と角度を指定すれば、目的の引出線を書くことができます。いたって簡単です。

ダイナミック入力(F12)自体の詳しい説明方法は、ここでは割愛しますが、ステップは以下のようになります。

ダイナミック入力(F12)を使った引出線の角度指定方法のステップ

  1. 始点をクリック
  2. 引出線の長さをダイナミック入力のプロンプトに指定(ここでは、長さ2000)
  3. 引出線の角度をダイナミック入力のプロンプトに指定(ここでは、60°)
  4. 水平方向に、少しだけ(任意)いったところでクリック(※重要)
  5. 注釈を記入
  6. Enter

④をやらないと、角度がズレます。

このステップをGIF画像化したものが以下になります。参考にしてください。

ダイナミック入力(F12)を使用して書いた引出線(LEADER)

引出線の長さを2000、角度を60°とすることができました。

引出線長さ、角度をビシッとそろえることができた

ここで注意点ですが、以前も解説をしましたが、折れ点で[Enter]を押して確定してしまうと、水平方向に参照線ができてしまい、角度がズレてしまいます。

ズレてしまうメカニズムは、前回の角度合わせの際に解説していますので、そちらを参照してください。

とにかく、上のステップ④が重要になります。

折れ点でEnterを押してしまうとズレてしまう

まとめ

補助線を使う方法、今回学習した方法、自分の好みの方法で書いてみてください。

もちろん、他にも方法があるかもしれません。書き方は自由です。自分にとって効率のよい方法でチャチャッと書いてください!

次回から、「クイック引出線(QLEADER)」の研究に入っていきます。これまで学習してきた「引出線(LEADER)」の進化形という位置づけの機能です。これまでの学習でカバーできる点も多いので、記事を読んでこられた方には学習がしやすいと思います。

お楽しみに!

このシリーズの一覧はこちらから

引出線の仕組み、クセを読み解き、美しい引出線で図面に華を沿えましょう。

ぜひご活用ください。

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