こんにちは!荒川編集室代表荒川(以下:筆者)です。
みなさんは、Windows PC操作時に、複数のアプリ(ソフトウエア)を立ち上げて作業する場合、どのようにして画面の切替を行っていますか?
例えば、土木の現場や設計事務所などでは、AutoCADで図面書きつつ、Excelで土量をまとめながら、インターネットで息抜き含みつつ情報収集、なんてことが考えられます。
一枚のモニターしか与えられていない場合、アプリの切替が業務効率に大きく関わってきます。
いくつか切替方法が考えられますが、今回は、「Windowsキー+数字キー(1,2,・・・、9,0)」を使った方法をフォーカスします。
マウスや「Altキー+Tabキー」による切替の問題点
今回の「Windowsキー+数字キー」をみていく前に、対立軸となる2つの方法をみていきたいと思います。
結果的に、筆者は、「Windowsキー+数字キー」での切替が好きです。どの方法が一番などということはできません。
人それぞれやり方や慣れた方法でやればよいです。切替の方法を今までマウスだけに頼ってきた方は、ぜひ併用してキーボード操作も覚えてもらえればと思います。
シンプルにマウスを使って切り替え
現状、会社や顧客周りで様々な人のPC操作を見てきましたが、感覚的に、一番多い切替方法は、マウスによる方法を使っている人が多いな、という印象です。
この方法が一番シンプルです。結局、キーボードショートカットなど、カッコの良いことを言ったって、筆者は、テンパると必ずマウス操作しています^^;
それだけ、簡単で直感的な方法です。

もともとWindowsは、マウス操作を前提としたOSのように思えます。ExcelやWordなどがんばれば、ほぼ全てマウスで完結できるソフトもありますが、必ずどこかでマウス操作が必要となってくるので、この方法が一番シックリくるのもわかります。
「Altキー+Tabキー」による切替
マウス操作も時にはよいのですが、何度も何度も頻繁にアプリ間を行ったり来たりする時には、少々時間がかかってしまいます。
そんな時に、用いられるのが、キーボードショートカットでの切替方法となります。
よく使われるのが、「Altキー+Tabキー」になります。
この切替方法も、根強いファンがいます。Tabをカタカタならして軽快にアプリ切替している人を見ると、おお、すごい!と思ってしまいます。芸術的な指さばきでアプリを切り替えている人がいます。

「Altキー+Tabキー」による切替の難点、問題点
軽快にアプリ間を行ったり来たりできる、「Altキー+Tabキー」ですが、筆者は苦手です。
今はほとんど使いません。今回研究していく「Windowsキー+数字キー」かもしくは、マウス切替しか使わなくなってしまいました。
なぜかというと、ひとえに、Altキーを押してカチカチTabで切り替えてきくけど、、、今どこの画面にフォーカスしているのかわからなすぎるのです。

上の画像では、赤の矢印がついた画面がフォーカスされている画面です。黒い枠線がついています。これがわからないのです。この画像はモザイクかけてますので、なおさらわからないかもですが。
Windowsの設定でこの枠線の設定を変更できるのかな、と思って調べたのですが、現状できないようです。
ケチケチしないで、赤い太枠くらいにしてよ、と思うのですが、マイクロソフトの方が、もし見ていたら改善を検討してほしいところです。

筆者の場合、カッコよく、Tabキーで決めようとしても、違うアプリを選んでしまうのです。
目次に戻る←←←アプリを決め打ちして切り替える「Windowsキー + 数字キー」
上記「Altキー+Tabキー」の欠点を克服した操作が、「Windowsキー + 数字キー」でのアプリ切替です。
マウスでタスクバーのアイコンをクリックする操作と原理的には同じになります。
マウスを使う代わりに、キーボードの「Windowsキー + 数字キー」を使うのです。

タスクバーは、Windowsボタン(スタートボタン)の右から順に、表示されているアプリに数字が割り振られています。この番号を、Windowsキーと共に押すことにより、アプリが起動してアクティブになります。

例えば、上の画像で例を出すと、3番は、「Excel」です。ですので、Windowsキー+3キーを押すとExcelの画面となります。

アプリはカスタマイズできる
タスクバーに配置するアプリは、カスタマイズ可能です。よく使うアプリをタスクバーピン留めするだけです。

順番は、アイコンをドラッグして入れ替えることができますし、気にいらなければ、ピン留めを外せば大丈夫です。

「Windowsキー + 数字キー」の留意点
「Windowsキー + 数字キー」を使いこなす上で、いくつか注意しなければならないことがあります。
まあ、言ってしまえば、「Windowsキー + 数字キー」の欠点とも言えます。どのような機能も利点もあれば、欠点もあるのです。
並びを(順番)を憶えなければならない
テンポよくアプリを切り替えるには、自分で配置したアイコンの並びを頭と体に叩き込む必要があります。
「Altキー+Tabキー」のように、全ての物から選んでいく、というのではなく、直接目的のアプリを指定しますので、番号をハッキリと指定しなければなりません。
筆者の場合、会社のPCと自宅のPCのタスクバーの並びをだいたい同じにしています。エクスプローラー1番、AutoCadは2番、エクセルは3番というように。
そうすれば、会社でさんざんアプリ切り替えやって覚えますし、自宅でも同じ操作をしますので二重に頭に叩きこまれます。
筆者のような熟年世代の方は、この方法で覚えてみてはいかがでしょうか。

アプリを10個厳選しなければならない
勘のいい方なら理由に気が付いたかもしれません。
キーボードで1,2,3・・・9としていきます。10番は、「0」で対応します。

これ以降、例えば、11とした場合、「1」のアプリが起ち上ってしまいます。
「32」なら「3」と「2」のアプリが起ち上るでしょう。
ですので、10個のアプリしかキーボード切り替えには対応できないのです。

まあ、いろんな業種がありますが、どの業種でも常に使うアプリは10個以下でしょう。あとは、スタートボタンなりで起ち上げてしまえばよいのです。
同一アプリで複数画面の場合、「Shift」キーで戻る
たとえば、同一アプリで複数の画面を開くことがあります。Excelを2ファイル開いていたり、といった場合です。

例えば、上の画像では、インターネット(4キー)を3画面開いています。そいうい場合は、「Windowsキー」を押したまま、「4キー」をポンポンと叩くと、次の画面にフォーカスが映ります。

3つ目の画面までは、いいのですが、また1つ目の画面に戻りたい場合、4キーを叩いても戻りません。循環しないのです。これも何かのアップデートで循環してほしいものです。

マウスでチョンッ、っと叩いていいのですが、せっかくならキーボード操作でいきたいものです。
そのような時は、「Shiftキー」を押しながら(Windowsキーは押したままね)、「4キー」を叩きましょう。そうすると前の画面に戻ることができます。

まとめ
普段から使うアプリが決まっている人は、「Altキー+Tabキー」よりも使い勝手がいいと思います。
ただし、配置(スタートボタンからの番号)を頭に叩き込む必要があります。

日常業務で何度も切替が発生するはずですので、それほど難しいことではないと思います。せいぜい10個ですから、熟年の方もがんばって覚えましょう。
紙に書いてキーボードの前に置いておく、付箋を使用して覚える、などの古典的な手法も有効です。
日に何度もアプリは切り替えますから、積み重ねるとものすごい時間の節約になりますのでぜひ使ってみてください。
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